宮城
・松島
京都の「天橋立」、広島の「宮島」とともに、日本三景の一つに数えられている松島。松島湾には大小260もの島々が浮かびます。その島々を望める名所を「四大観」と呼び、各スポットには眺めの印象を示す名がつけられています。
東の方から松島湾を望める「壮観・大高森」は標高105.8m。頂上からは360度の大パノラマが広がり、嵯峨渓や遠く蔵王連峰も望むことができます。松島湾が箱庭のように美しく見えるスポットです。
・蔵王の御釜
宮城と山形の県境にある蔵王山は日本百名山の一つ。蔵王の御釜は「刈田岳」「熊野岳」「五色岳」と周囲を3つの山に囲まれた火口湖で、樹氷と並ぶ蔵王のシンボルです。お釜のような形からその名がつけられ、深緑やブルーなど太陽の光によって色を変えることから「五色沼」とも呼ばれています。見る方向によっても様々な表情を見せ、人々を魅了します。周囲は約1km、直径は約325m、水深は最も深いところで27.6mとされ、強酸性の水のため生物は生息していません。
・キツネ村
100頭以上の放し飼いになっているキツネたちがお出迎え。おなじみのキタキツネと、めずらしい種類の銀ギツネ、ホッキョクギツネ(青と白)、プラチナギツネ、十字ギツネの合計6種類がいます。
園内は森の中に整備されており、歩けば後ろからついてくるキツネがいたり、衣服をひっぱるキツネがいたりと、知らなかったキツネの生態を観察することができます。タイミングが良ければ子ギツネの抱っこ体験も可能!キツネ以外にもウサギやヤギ、ポニーなどと触れ合うこともできます。
・秋保温泉
仙台近郊のリゾート地として親しまれ、開湯1500年を誇る秋保温泉。6世紀に第29代欽明天皇の皮膚病を治したとされ、別所温泉、野沢温泉とともに「日本三御湯」と称されます。
・鳴子峡
鳴子峡は大谷川の浸食により生まれた大峡谷。宮城県の名勝に指定され、栗駒国定公園に含まれます。100mほどの断崖が続き、豊富な奇岩が岩肌に生える木々とともに壮大な景観をつくりだしています。東北有数の紅葉の名所でもあり、深い大峡谷が紅葉で彩られる様は圧巻!色づく木々の合間から見える白い岩肌が良いアクセントに。年にもよりますが、10月下旬から11月上旬頃にかけて、紅葉が見ごろを迎え、「鳴子峡レストハウス」見晴台や展望デッキから素晴らしい景色を望むことができます。