長野
・高遠城址公園
“天下第一の桜”と呼ばれる日本三大桜の名所である高遠城址公園の桜は、この地にしか咲かない固有種コヒガンザクラを見ることができ、樹齢140年を越える古木を含めて約1500本が咲き乱れる。
高遠城(たかとおじょう)を赤を帯びた桜が包む光景は幻想的で、日本さくら名所100選にも選ばれる絶景。 毎年4月上旬から5月上旬には高遠城址公園さくら祭りが催され、夜間のライトアップも行われるなど、全国から多くの花見客が訪れる観光スポットとなっている。
・諏訪湖
諏訪盆地の真ん中に位置する諏訪湖は、海抜759m、湖周15.9km、面積13.3k㎡の長野県内最大の湖。湖畔は公園やジョギングロードが整備されているので散策もおすすめ。湖上ではレイクスポーツやわかさぎ釣り、遊覧船、水陸両用観光バスなど多彩なアクティビティを楽しめます。
・諏訪湖間欠泉
温泉掘削中の1983年に間欠泉が噴出し、この間欠泉を観光利用する目的で1990年に間欠泉センターが開館しました。噴出当初は高さ50メートルまで自噴し、世界第2位の高さとうたわれましたが、次第に間欠泉の自噴間隔が長引くようになり、やがて自噴が止まってしまいました。その後はコンプレッサーで圧縮空気を送り、上部の冷えた温泉を取り除くことにより、間欠泉を噴出させていましたが、現在は自噴している状態です。
・木曽路(妻籠宿)
江戸から続く古い町並みを日本で初めて保存したのが、妻籠です。出梁造りにうだつの上がる道筋は、江戸の町並みそのもの。木曽路の最南端にある馬籠宿も、同じようにノスタルジックな道筋が続きます。
・松本城
松本城は戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりで、現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城です。黒と白のコントラストがアルプスの山々に映えて見事な景観です。大天守と、泰平の世になって造られた辰巳附檜・月見檜のまとまりは「複合式天守」と呼び、それぞれの時代を象徴しています。この連結複合式天守は松本城だけに見られる特徴的な構造です。
・上高地
中部山岳国立公園に属する上高地は、長野県松本市の西部に位置し、その山岳景観の美しさから、地域一帯が国の特別名勝と特別天然記念物に指定されています。
上高地のシンボルでもある河童橋から望む、梓川の透き通った水の色と、その先にそびえたつ北アルプス穂高連峰や焼岳などの標高3,000m級の山々とが織りなす風景は、一枚の絵画のようです。
・小諸城址懐古園
明治4年(1871年)の廃藩置県で廃城となった小諸城は、その後、小諸藩の元藩士らによって明治政府から買い戻され、大正15年(1926年)には、明治神宮の森や日比谷公園等の植栽設計も手掛けた本多静六により、「小諸城址懐古園」として近代的な公園に生まれ変わりました。日本さくら名所100選、日本の歴史公園100選にも選定されています。
・下栗の里
眼前に雄大な南アルプスを眺め、朝日が足元からのぼるような集落。そこが「日本のチロル」と呼ばれる下栗の里です。山間にひらけた斜面に集落をつくり、多いときには300人ほどが生活をしていました。縄文時代から人が住んでいたと考えられ、現在も人々が生活しています。
・阿智村、昼神温泉
「環境省認定の日本一の星空の村、阿智村の昼神温泉郷」は、PH9.7の美肌の湯と言われる良質な泉質を誇ります。
信州の南端にある阿智村は山あいにあり、6500人の村民が暮らす静かな村です。年間を通してきれいな星空を見ることができ、日本一の星空に選ばれました。また春には赤白ピンクの三色に咲き分ける花桃が見頃を迎え、秋には紅葉や雲海もお楽しみいただけます。
・善光寺
善光寺を中核に門前町を形成する長野市は、長野北部地域の表玄関。そこからさらに北へ、千曲川沿いに小布施町、須坂市へと続く一帯は、善光寺平と呼ばれる古き歴史が息づく里です。
まずは表参道(中央通り)を歩いて、善光寺にお参りへ。ここは、遠く奈良のいにしえから、宗派によらず、すべての人々を受け入れてきた庶民信仰の聖地です。
・霧ヶ峰
霧ヶ峰高原。見渡す限りさえぎるものもなく、なだらかな起伏が続くこの高原は、主峰車山から噴出した溶岩でできた広大な高原です。風はさわやか、緑は鮮やか。思わず深呼吸したくなる清冽な自然が皆さんをお出迎えします。霧ヶ峰スキー場のリフトは夏も稼働しています。緑いっぱいの霧ヶ峰から富士山や八ヶ岳、アルプスを眺めることができます。
・戸隠神社
戸隠神社は、長野県長野市にある霊山・戸隠山の麓にあり、奥社・中社・宝光社・九頭竜社・火之御子社の五社からなる神社です。創建以来2000年もの大変長い歴史を持つ神社です。